9月27日にフンボルトペンギンのタグ(腕輪)を交換しました。
フンボルトペンギンは2016年末現在、国内では80園館にて1851個体が飼育されています。
当館の飼育数は71個体と80園館中4番目に多い飼育数となっていますが、フンボルトペンギンは野生下では絶滅危惧種であり、野生から新しい個体を導入することはできません。
そのため、日本動物園水族館協会(JAZA)が中心となり国内血統登録台帳を作成し、近親交配の防止や繁殖技術の向上に取り組んでいます。
このように血統の管理を行うためには個体識別が重要となってきます。
当館では、体内にマイクロチップを埋め込み正確な個体識別を行うとともに、一見して個体識別できるように翼の付け根に管理用のタグ(腕輪)をつけています。
このタグは劣化するため、1年に1回、秋季に全個体のタグを交換しています。