みどころ情報

2021年うまれのカマイルカの仔 成長中!

2022年1月17日

見慣れない白い丸が気になるのでしょうか。

他のイルカのトレーニングのためにガラスに白い吸盤を張るときがあります。
仔イルカは気になるのか、あらゆる角度からじっくり見ていました。
いろいろなことに興味を持つ動きが増えてきました。
2021年うまれの仔イルカ2021年うまれの仔イルカ

個体情報はこちら > カマイルカが出産しました(2021/7/13)

成長の様子は公式Twitterでもお知らせしています

竪琴のような形の珍種「コトクラゲ」に関する論文発表

採集したコトクラゲ ※マリンピア日本海では展示していません

2018年から2022年に新潟市水族館マリンピア日本海とアクアマリンふくしまで実施した共同調査におきまして、コトクラゲが日本海側(日本領海内)で初めて発見されました。このことに関して論文が掲載されました。

2022年の共同調査の様子 調査中にROVで撮影したコトクラゲ

掲載雑誌
日本生物地理学会会報第78巻(2023年12月20日発刊)

掲載論文
日本海初記録?新潟県佐渡海峡から得られたコトクラゲLyrocteis imperatoris

著者
山内信弥¹*・幸塚久典²・石岡勇剛³・石澤佑紀³・石井輪太郎¹・新田 誠³
1* 公益財団法人ふくしま海洋科学館(アクアマリンふくしま)
2東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所
3新潟市水族館マリンピア日本海

概要
コトクラゲは国内では東京湾口部~沖縄海域の太平洋側の幾つかの地点で生息が確認されていますが、日本海側(日本領海内)での発見は初めてとなります。また新潟県沖で発見されたことから生息域の北限記録も更新しました。論文内では2018年、2019年、2022年にマリンピア日本海とアクアマリンふくしまの共同調査で発見された個体について記載されていますが、2023年も発見及び採集に成功しています。
現在アクアマリンふくしまの「海・生命の進化」コーナーで太平洋側の個体と一緒に展示※しながら観察を続けています。この発見により、太平洋側と同様に日本海側にも広く生息している可能性が出てきました。今後も調査を継続し、本種の生息海域を明らかにしていきたいと思います。
※マリンピア日本海では展示していません。

①調査方法
採集装置を付属したROV(遠隔操作型無人探査機:広和株式会社製)を用い水深100-200mを中心に調査

②発見の経緯
マリンピア日本海・アクアマリンふくしまとの共同調査「アカムツ生態調査」で発見
※論文執筆にあたって無脊椎動物の分類研究に精通した幸塚氏(東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所)に参加要請

③論文要約
2022年6月28日、新潟県佐渡海峡沖合のROV(遠隔操作型無人探査機)調査により水深134.5 mと139.9 mから有櫛動物門に属するコトクラゲLyrocteis imperatoris Komai 1941を2個体採集した。これまでに本種は相模湾、駿河湾、鹿児島、沖縄本島さらに韓国、パラオ、ポンペイ、フィリピンの周辺海域からの報告に限られていた。今回の採集標本は日本海側では国内初記録であるとともに、分布域の北限更新記録でもある。本研究では、2018年9月7日と2019年8月26日に同海域で確認された本種の記録映像と今回の採集標本に基づき、詳細な外部形態と採集時の状況、飼育環境について記載した。

コトクラゲとは?
1941年に昭和天皇が相模湾沖で発見され、駒井博士が形態が琴のような形からコトクラゲと名付けました。本種は潮の流れの速い場所で櫛の歯状の2本の触手を長く伸ばし、触手に粘着性物質を分泌することによって海中の動物プランクトンを捕獲します。体色は橙、黄色、白、白地に赤色の水玉模様などバリエーションがあります。水深80m以深に生息し、体が非常に軟らかいため生きた姿を見ることができるのは水族館職員でも稀です。

個体の展示について
アクアマリンふくしまにて翌年2023年に同海域で採集したコトクラゲを展示しています。

※ マリンピア日本海では展示していません。

シロウオを展示しました (展示終了しました)

育成室にシロウオを展示しました。

春になると河川を遡上し、オスは石の下に巣を作り、メスが入って産卵します。

カマイルカが出産しました(2022/8/9)

 

親仔の最新情報はSNSでお知らせしています! > SNS一覧

新潟市水族館マリンピア日本海で飼育中のカマイルカが、8月9日に出産いたしました。当館では4頭目の出産となります。

イルカ屋内プールを出産・育仔専用として用いるため閉鎖し、引き続き母仔専用として用いるため、公開はしておりません。
また、母仔への刺激を極力減らすため、しばらくの間、母仔をご覧いただくことはできません。
なにとぞご理解くださいますよう、よろしくお願いいたします。

○個体情報
・仔個体
誕生日時:8月9日(火)午前8時21分
性別:メス
体長:103cm
出産場所:イルカ屋内プール

・母個体(愛称:イッチ)
搬入日:2015年2月15日
年齢:26歳(推定)

ウミガラスのヒナを展示しています(8/24~)

7/16に孵化したウミガラスのヒナを、展示エリアに出しました。
急に新しい環境になったため、人を追いかけて元々いた場所に戻ろうとしました。
歩き回ったり泳いだりするくらいに慣れるまでどれくらい時間がかかるかわかりませんが、注意深く見守ります。

ウミガラスのヒナ 20230824

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ環境に慣れていないため、水槽のスミ(画像のあたり)にいることが多く観覧エリアから見えないことがありますが、ご了承ください。

 

 

 

 

 

産卵、孵化、成長の様子はSNSでお知らせしています。ぜひご覧ください。
>X(旧Twitter)ウミガラス情報

葛西臨海水族園よりペンギンを預かりました

葛西臨海水族園のペンギン展示施設の補修工事のため、工事期間中の約1年間フンボルトペンギン20羽を預かり飼育することとなりました。
9月22日(金)に搬入を行い、「ペンギン海岸」で展示しています。
マリンピア日本海のペンギンとは翼に付いているタグの本数が違うので、ぜひ見分けて観察してください。

フンボルトペンギンのタグ見分け方

アオリイカを展示しています (展示終了しました)

 

 

 

本館地下1階 暖流の旅ゾーンでアオリイカを展示しています。

体色の変化や、俊敏に捕食する様子を御覧ください。

 

トドが誕生しました!

7月2日(日)未明にトドが生まれました。
現在は展示スペースで母仔ともに元気にすごしています。

親仔の最新情報はこちらで発信しています マリンピア日本海SNS

【出産概要】

1.出産日時   7月2日(日)午前4時47分

2.生まれたトドについて

性別:メス

母:愛称 パール
2011年6月15日マリンピア日本海生まれ
母 ナーシ(2017年死亡)
父 タケ(2019年死亡)

父:愛称 テツ
2016年7月10日伊勢シーパラダイス生まれ
2020年12月伊勢シーパラダイスから搬入

3.出産場所および現在の飼育場所

「マリンサファリ・ひれあしの入り江」展示スペース

トド出産 2023年7月2日 

トド誕生 2023年7月2日

 

フンボルトペンギンを搬入しました

飼育個体群の遺伝的多様性を保ち続けるためには、時々別集団からの導入が必要です。
今回は千葉市動物公園から3羽、伊勢シーパラダイスから2羽の計5羽がやってきました。
当面の間は、バックヤードで新しい環境に慣らしながらペアリングを行います。


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バックヤードでのようす

移送のようす

2022年生まれのカマイルカ 愛称決定!

2022年に生まれたカマイルカの愛称が【コハク】に決定しました!

応募総数2,594通の中からスタッフが選びました。
(コハクと記入された方は3名)

命名理由は「イルカの仔(コ)+8月(ハ)+9日(ク)」です。

たくさんのご応募ありがとうございました。

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