みどころ情報

ペンギンのタグを交換しました

10月2日にフンボルトペンギンのタグ(腕輪)を交換しました。

タグ交換作業の様子

健康管理のため体重計測も実施

フンボルトペンギンは2017年末現在、国内では80園館にて1855個体が飼育されています。

当館の飼育数は71個体と80園館中4番目に多い飼育数となっていますが、野⽣のフンボルトペンギンは絶滅危惧種であり、新しく野⽣個体を導⼊することはできません。

 

交換用タグ

そのため、日本動物園水族館協会外部リンクです。当サイトを離れます。(JAZA)が中心となり国内血統登録台帳を作成し、近親交配の防止や繁殖技術の向上に取り組んでいます。

このように血統の管理を行うためには個体識別が重要です。
当館では、体内にマイクロチップを埋め込み正確な個体識別を行うとともに、一見して個体識別できるように翼の付け根に管理用のタグ(腕輪)をつけています。
このタグは劣化するため、1年に1回、秋季に全個体のタグを交換しています。

いきもの情報:トラフザメ (展示終了しました)

トラフザメ

トラフザメ

トラフザメの展示を再開しました

バックヤードにて治療を行っていたトラフザメが回復しましたので、展示を再開しました。

トラフザメは夜行性のため、日中は水槽の底でじっとしています。
暖流の旅ゾーンの「ドロップオフ水槽」で展示をしています。

トラフザメ Stegostoma fasciatum
軟骨魚綱 テンジクザメ目 トラフザメ科

いきもの情報(ヤナギ – 柳)

ヤナギの刈り取り

ヤナギの選別

敷地内にヤナギを何本か植えていますが、「柳都にいがた」だからではありません。

主に木を食べる草食動物であるビーバーに与えるために、毎日水をあげて大切に育てています。

ヤナギを食べるビーバー

時々、枝を刈り取った跡がありますが、ビーバーの餌になったと思ってご覧ください。

フンボルトペンギンのヒナ展示デビュー(2018年)

2018年は5羽が展示デビューしています。
どうぞご覧ください。

個体のデータは以下の通りです。

個体番号 228
孵化日 2018年2月11日
デビュー日 2018年5月16日
タグの色 緑茶赤(腹側から読みます)
個体番号231
孵化日 2018年3月15日
デビュー日 2018年5月25日
タグの色 緑茶黄(腹側から読みます)
 
個体番号233
孵化日 2018年3月31日
デビュー日 2018年6月26日
タグの色 緑茶緑(腹側から読みます)
 
個体番号235
孵化日 2018年4月30日
デビュー日 2018年8月1日
タグの色 緑黄白(腹側から読みます)
個体番号237
孵化日 2018年6月21日
デビュー日 2018年9月20日
タグの色 緑黄赤(腹側から読みます)
ペンギン海岸の様子 ヒナ(幼鳥)、見つけられるかな?

ペンギン海岸の様子 ヒナ(幼鳥)、見つけられるかな?

「ヨイチの成長記録」を新設しました

「ヨイチの成長記録」を新設しました!

マリンサファリの地下通路に2018年4月1日に誕生したゴマフアザラシ「ヨイチ」の成長記録を新設しました。

授乳中の動画や換毛の写真・現在の体重などを紹介しています。ぜひご覧ください。

   

いきもの情報:ハガツオ

日本海大水槽に全長40cmほどのハガツオを展示しました。

ハガツオの群れ

ハガツオの群れ

活魚輸送車から取り出す様子

活魚輸送車から取り出す様子

太平洋側に生息しているイメージが強いマグロ類やカツオ類ですが、日本海にもこれら暖海性のサバ科の魚が生息しています。あまり知られていませんが、ハガツオも新潟県に分布する魚です。
ハガツオの展示は全国の水族館でも珍しく、現在、日本海側の水族館では当館でのみ見ることができます。
日本海大水槽では、シイラと一緒に水面を群れで泳いでいる様子が観察できます。

ハガツオ Sarda orientalis
スズキ目 サバ科 ハガツオ属

フィールド小箱を設置しています

なにが入っているかな?フィールド小箱

屋外展示「にいがたフィールド」ゾーンに「フィールド小箱」を設置しています。
植物の果実など、にいがたフィールドで採集された生物標本が入っています。

実際の生物を、にいがたフィールドで探してみてください。

「ペンギン掲示板」を新設しました

「ペンギン掲示板」を新設しました!

ペンギン海岸の観覧エリアに「ペンギン掲示板」を新設しました。

今年生まれのペンギンの紹介や等身大の写真など旬な情報が満載です。

ぜひご覧ください。

設置場所(ペンギン海岸)

ペンギン掲示板

いきもの情報(スズメダイ)

日本海大水槽に「スズメダイ」を展示していますのでお知らせします。


スズメダイ

◆スズメダイChromis notatus(スズキ目スズメダイ科スズメダイ属)

「日本海大水槽」にスズメダイ約900尾を展示しました。
のとじま臨海公園水族館外部リンクです。当サイトを離れます。ご協力のもと、石川県の能登島から魚類輸送専用車で当館まで運んだものです。
スズメダイは全長約15cmまで成長する魚で、背ビレ後方に白色斑があるのが特徴です。スズメダイ科魚類は世界に約300種、日本近海に約90種が生息しています。多くは熱帯性で、新潟県に分布しているのは、スズメダイ・ソラスズメダイ・オヤビッチャの3種のみです。しかし、これら3種のうち越冬できるのはスズメダイだけです。

輸送車から取り出す様子


 
 
 
 
岩礁域を好み、大群で行動します。展示した個体は約10㎝の若魚で、
日本海大水槽の岩礁を模した岩の付近で群泳している様子が観察できます。

いきもの情報(キンメダイ) (展示終了しました)

キンメダイを展示しました。


活魚輸送車に積込する様子

キンメダイは水深200~800mに生息している深海魚で、日本近海の主な生息地は太平洋沿岸です。日本海にも生息していて、新潟県での記録もありますが、マリンピア日本海では、まだ新潟県産キンメダイを確認できていません。

キンメダイは、暗中での生活に適応した眼を持っています。キンメダイの眼はタペータムという網膜を通過した光を反射させる構造をしています。このタペータムに光が反射すると眼が金色に光って見えます。この金色に光る眼が和名の由来といわれています。

 

キンメダイ

キンメダイは死亡すると全身が赤くなるため、真っ赤な魚のイメージがあると思います。しかし、水槽を泳いでいる魚の体色は、背側は赤色、腹側に向かうと銀色をしています。このような色彩をカウンターシェーディングといい、周囲に体を溶け込ませる効果があるといわれています。生きている魚をじっくり観察すると、生物の環境への適応に気付くことができると思います。

キンメダイは飼育が難しく、展示している水族館は多くありません。輸送も難しいので、特に生息地から遠い日本海側の水族館での展示例はほとんどありません。

今回は、東海大学海洋科学博物館から譲り受けた静岡県産「キンメダイ」を、8時間かけて輸送しました。当館では、独自設計の活魚輸送車を所有しているため、遠く離れた太平洋の深海魚も紹介することができています。

暖流の旅ゾーン黒潮洗う太平洋岸コーナーでご覧いただけます。

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